2018年12月9日
繁盛のタネ
利益は自分の未来をつくるエネルギー
フィギアスケートの
グランプリファイナルで
紀平梨花さんが
真央ちゃん以来、
13年ぶりのデビュー年で
平昌オリンピックで
金メダルを取った
ザギトワを抑え
世界制覇!
本人曰く
自分を知ることで
トリプルアクセルの
成功率を上げてきたとのこと。
日常的に意識して
筋肉の調整を行い
運動の強度や
ストレッチ方法を変えて
自分の身体と常に
向き合ってきたという。
16歳にして
自分を知ることの
大切さを理解しているところが
すごいところです。
ビジネスでも
自社のことを
良く理解していないと
ならないですよね。
自分の仕事は
どれくらい
利益が出ているんだろう。
どのくらい
儲かっているんだろうか
という現状と、
そのしくみを
きちんと理解して欲しいのです。
そんなの
当たり前じゃないかと
思う人もいるかもしれませんが
問題は何かと言うと
働いているつもり
になっていないかどうか
ということです。
売り上げから
経費を差し引いたのが
利益という考え方だと
多くの人は目に見える
売り上げに
フォーカスしてしまいます。
売り上げが
あったからよかった
と、
よく働いた気になりますが
計算してみたら
支出がとても多くて
全然儲かっていなかった
という
場合もあります。
自分の仕事は
果たして儲かっているのかどうか
ちゃんと利益が
残っているかどうかを
シビアに見ていくことが
この段階になると
とても重要になってくるのです。
ここでは
売り上げではなく
利益に
フォーカスしてみたいと思います。
「利益」とは
何かというと
自分の未来をつくる
エネルギーのこと。
利益は
そんなになくても
売り上げで事業を
回していくことも可能なので
今日、明日も、来月も
食べていくことはできます。
でも、
利益が少ないと
次のステップへの投資ができません。
それができないと
自分が作ったビジョンには
とうてい到達しません。
あなたの
ビジネスの目的が
食べていくためではなく
ビジョンに
向かっていくためであれば
利益を確実に残して
次の1歩を
踏み出す必要があるのです。
利益は
とても大事です。
私の場合、たとえば
息子と
びっくりドンキーに行くと
レギュラーハンバーグと
チーズバーグディシュ
そして息子が
必ず頼むヨーデルと
奮発して
イカの箱舟を頼むと
2500円くらいに
なることもあります。
合計金額は
おっ、高いなと思うと同時に
実際の利益は
どれくらいなんだろうと
考えてしまいます。
原料はどれくらいで
売りがいくら、
従業員の給与を差し引いて
その中から
利益がどれくらい出るのか、
ついつい
シュミレーション
してしまいます(笑)
日々、行くお店や
街を歩いて出会うお店などで
売り上げがどれぐらい、
利益がどれくらい、
経費がどれくらいと
考えてみる。
そんなレッスンを
至るところでやっていくと
自分のビジネスセンスや
金銭感覚が
磨かれていくと思います。
では、
ここで問題です。
1000円の商品があった時に
10%の値引きをします。
すると利益は何パーセント
減るでしょうか?
単純に利益も
10%減ると思いがちですが
もともと利益が
200円しかない
商品だったらどうでしょう。
値段を10%下げて
900円にすると、
利益は100円で
半分になってしまいます。
このように
頭で考えてもわからないことや
今までの
感覚と違うことが
利益のしくみの中には
たくさんあります。
まずは
利益のしくみを把握した上で
自分の商品や
サービスの本当の利益を
知ることです。
働いたつもりではなく
利益が出ているのか
出ていないのかを知る。
そして
どの瞬間に利益が
出ているのかを知らなくては
なりません。
たとえば
おにぎりを
作って販売しました。
売れた時が
利益が出ている瞬間です。
でもその時には
どんな具のおにぎりを作ろうか
どこから材料を仕入れようかと
考えているなど
下準備の時間があります。
その時間は
利益につながる
時間ではありますが
直接利益を
生む瞬間ではありません。
ということは
下準備の時間をいくら長くしても
利益は変わらないのです。
おにぎりを
売る仕事だったら
おにぎりを売る時間を
いかに増やすか
ということが
利益を
上げていくポイントです。
だからと言って
下準備をおろそかにして
いいということではありません。
自分の商品や
サービスにおいて
どの瞬間が
最も価値を生んでいるのかを
知ることがいちばん重要です。
それを知ったら
今度は、利益をさらに高めるには
どうすればいいかということを
考えてみましょう。
自分の商品を
さらにどんな価値を
プラスすることができるか
お客様はそれを
どのくらい
望んでいるのかということを意識して
利益を増やすことに
取り組んでみてくださいね。
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