2018年12月28日

繁盛のタネ

「忙しい」という社長は有能ではありませんよ。

 

昨日は
クラインアント様との
ZOOMミーティングでした。

 

前回は仕事の
仕組みが変わったためか
社長自身にゆとりがなくて

 

社員にも
不満があった様子でしたが

 

今回の
ミーティングでは
気持ちの落ち着きと
ゆとりを感じました。

 

あらためて
社長は常にゆとりが
必要なんだと
思うところがありました。

 

 

 

 

 

忙しい

決して
自慢できることではないと

わたしは考えています。

 

どうして
そう思うようになったかと言えば

 

自分が忙しい割に
結果が伴っていない
感じた事があったからです。

 

わたしの何倍も
成果を出している人の方が
実は
時間的ゆとりがある。

 

 

「これは何かあるぞ」
思ったわけです。

 

 

社員も同じで
いつも忙しく働いていると
社長は満足しがちですが

 

デメリットの方が多い
と考えています。

 

 

逆に
ゆとりを持つことで
多くのメリットが生まれる

そう思います。

 

 

 

 

「忙しい人」は

褒め言葉で
使われていますよね。

 

人と会う時に

「お忙しいところを
 ありがとうございます。」

って言いますが

 

 

これが

「お暇だとは存じますが
 ありがとうございます」

 

なんて
言ったら次はないです(笑)

 

 

 

コロンビアの
ビジネス・スクールの調査で

 

「忙しい」を
強調する人の多くは

 

実は忙しくなく
「自分は有能である」
ということを示唆しているだけだといいます。

 

わたしの
しつもん経営セミナーに来る人は

 

実は来る必要が
ないんじゃないの?

と思うことがあります。

 

だって
研修中ほとんどの人が
電話もメールも来ないから(笑)

 

いなくても
会社が回っている証拠です。

 

本当に
参加した方が良いのは

 

研修をやっている
その瞬間も電話ごしにつばを飛ばして

 

指示や命令を出している
忙しい社長だと思います(笑)

 

特に今の時代は
「創造」
課題になりますので

 

 

時間的や
精神的なゆとり
が大切です。

 

忙しいという字は
「心を亡くすと書く」
と言いますが

 

創造活動が
できなくなります。

 

それと、
社員にゆとりがないと

 

忙しくて
困っている社員や部署に
ヘルプに入れなくなります。

 

忙しい社員の
ところでは仕事が滞って

 

工程の流れが
悪くなっていることが多いはずです。

 

そこに
ゆとりのある社員が
ヘルプに入るだけで
工程が流れ成果に直結します。

 

働きアリの世界でも
働かないアリが2割ほどいる事が
分かっていますが

 

その理由を
北海道大学の研究チームが
危機への備えだという解明をしました。

 

巣ごと絶滅するような
危機が起こると彼らが活躍するそうです。

 

みんなが
いっぱいいっぱいだったら
危機に対応できませんよね。

 

暇と言うと語弊があるから
ゆとりと言いますが(笑)

 

ゆとりは
集団を最適な状態に保つために
必要な要件だということです。

 

 

 

 

 

 

多くの社長が
悩むことの1つに

 

何かに挑戦したいと
思っても

 

社員が
「今の仕事が
 忙しくてできない」

言われる事があります。

 

それは
言い訳ではなく
本当にそうであることが
多いと思います。

 

何がそんなに
忙しいかというと

 

雑務が忙しい
ことが多い。

 

書類や資料
報告書を作ったり
という雑務です。

 

その多くは生産性が低く
管理のための仕事であることが
多いと思います。

 

管理が強い会社ほど
管理のための仕事が増えて
生産性の高い仕事が
できなくなるということは

 

 

 

 

まさに
本末転倒

 

 

 

 

雑務に時間と
エネルギーを奪われ

 

顧客満足に
集中できなくなります。

 

企業を最適な状態にするには
仕事のリストラ
必要だと考えます。

 

インに対し
アウトの少ない仕事は
やめてしまう。

 

適度のゆとりを
持つことが
永く繁栄する秘訣です。

 

まずは
仕事のリストラから
始めてはいかがでしょうか?

 

 

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