2019年1月31日

繁盛のタネ

時代が変わったら視点を変える。視点を変えるとやり方が変わる。

 

2つの視点を
同時に見れない

 

という事が
分かる例として
こんな絵があります。

有名な
トリックアートですが

 

白い部分を見ると
花瓶が見えます。

 

でも、
黒い部分を見ると
人の顔が向い合っている
ように見える。

 

最初に
どちらが見えましたか。

 

興味深いのは

 

脳は
花瓶と人の顔を
同時に見ることができない
ということ。

 

 

 

「2つの視点を
 同時に見ることはできない」

 

 

これが
視点の面白さであり
怖さでもあります。

 

時代が変われば
新しい視点が必要になりますが

 

古い視点が残っていると
新しい世界は見えないのです。

 

視点の転換をしないと
新しい時代に合った商売はできません。

 

 

 

 

 

 

たとえば

マーケティングや
販売の世界でも
新しい視点が必要だと考えます。

 

私たち商売人は
モノが売れたという
結果が欲しいですよね。

 

結果には
必ず原因があります。

 

それは
買う人がいる
ということ。

 

当たり前じゃん!と
思うかもしれませんが

 

ここが
重要なんです。

 

買う人がいないと
売れるという現象は
絶対に起きない。

 

それで、
なぜ買うかと言えば

 

「欲しいから」です。

 

子どもでも
分かることですが

 

売れなくなった原因は

「欲しいという気持ちを
 持っていない人が増えた」

ということ。

 

モノに
満たされていますからね。

 

だから
モノを売ると考えずに

 

そういう
気持ちを持った人を増やすという
視点が必要になります。

 

以前は
欲しいという気持ちを
持った人がたくさんいたから
売れば売れた。

 

でも今は
原因をつくらなければ
売っても売れない。

 

結果は
手に入らないわけです。

 

視点が変われば
やる仕事も変わります。

 

 

 

 

 

 

組織づくりや
人材育成も同じです。

 

自発性の高い
人材が求められるのは

 

生活者が
画一的なサービスに飽きたからです。

「もっと良い思いをしたい」

と、考えていますが

 

それが何であるかを
お客様も知りません。

 

それを提供するには
自ら判断し
行動する人材が求められます。

 

でも従来の
管理型の視点を捨てないと
それは実現できない。

 

 

馬を水飲み場まで
連れていくことはできても
水を飲ませることはできない

という
例えがありますが

 

 

管理型から
抜け出せない社長は
これと同じことをしてしまいます。

 

 

 

水を飲め!!
って(笑)

 

 

 

つまり
「自分で考えろ!自発的に動け!」
ってことです。

 

言われても
自発的になれない。

 

馬の例で言えば
水を飲みたくなる
環境をつくることです。

 

のどが渇けば飲む。

 

新入社員は例外ですが、

 

教育して変えるのではなく
図らずとも自発的になるような
環境を創ること。

 

会社のビジョンが
魅力的で想像しただけで
ワクワクしちゃうような目的があれば

 

社員が
その実現を望んで

「やりたい」

と思います。

 

指示命令ではなく

 

自分で
決めることができれば
仕事が面白くなり進んで動きます。

 

視点が違うのです。

 

2つの視点を
同時に持つことができない以上

 

古い視点を
捨て去るしかない。

 

そして
新しい視点を
学ぶことだと思います。

 

わたし自身も
今やっている仕事を捨てるかも(笑)

 

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