2019年9月2日

目標設定術

ゴールだと思った瞬間に脳停止。

 

 

9月下旬に出場する

ハーフマラソンの練習を
本格的に始めました。

 

昨日は
毎月1日に行っている
神社への月詣がてら

 

往復20キロに挑戦。

 

 

行きは
快調に走りながら

 

散歩している人達に
おはようございま〜す。

 

と、
挨拶しながらの
余裕もありました(笑)

 

 

 

 

神社での
参拝も終えて

 

帰りの後半戦も
気合を入れながら走るも

 

17キロくらいで
一気にペースダウン。。。

 

 

ふくらはぎが
プルプルしだして

 

歩くのが精一杯。

 

 

あと3キロ…
あと2キロ…
あと1キロ…

 

と、つぶやきながら(笑)

 

 

 

なんとか
帰路に
たどり着きましたが

 

 

いきなりの20キロは
きつかった(笑)

 

 

 

 

で、
思い出したことが
あったんですね。

 

6月の
フルマラソンに
出場したときは

 

半分のハーフは
通過点だったので

 

そんなに
きつくなかったかと。

 

 

あくまで
通過点だったから。

 

 

 

 

でも、

今回の
20キロ挑戦は

 

ゴールが
20キロだったので

 

17キロ付近に
到達したときに

 

「もう少しでゴールだ」

 

と、思った瞬間に
力が抜けたような気がします。

 

 

 

 

脳神経外科の名医
林成之先生が

 

勝負に強い人と
弱い人の脳はここで決まる

 

と題して
次のように語っています。

 

 

************

勝負に強い脳は
どこで決まるかというと

 

「自分からヤッテやる!」

 

という
自己報酬神経群で
決まります。

 

 

 

どういうふうに
決まるかというと

 

「残り10メートルでゴール」
と、意識すると

 

「自分からヤッテやる!」
という神経群が

 

「もうゴールだ」
という意識になります。

 

 

 

ということは

 

その先の
心技体の力が
止まることになるわけです。

 

 

「残り5分で勝てる!」

と、
思っても

脳は機能を止めるので

 

そこで
ただの選手に
なってしまいます。

 

で、
逆転負けをくらいます。

 

 

 

「リードしてる、あと2分」

 

そう思った瞬間に
ダメになるということ。

 

 

 

 

サッカー前監督の
ジーコさんが
いいことを言ってました。

 

ゴールと思って
蹴ると入らない。
ゴールを通り抜ける
バーだと思って蹴ったら入る

って。

 

みんなそれを聞いて
「同じことじゃないの?」って
思ったんですが

 

ジーコさんは
体感的にそれをわかって
らっしゃるんです。

 

 

途中で
「ゴールだ」
「終わった」って
意識しちゃいけないんです。

 

 

すごい人っていうのは

勝っても勝っても
まだ「勝った」って
言わないんです。

************

 

ゴールや目標に
「到達」するというふうに
考えていると

 

その手前に来たとき

 

脳が停止してしまう
ということです。

 

 

 

たとえば

冬山で遭難し
命を落とした人を調べると

 

山小屋まで
あと数メートルのところで
倒れているケースが
よくあるそうです。

 

 

これは、
山小屋を探して
たどり着くという
目標を掲げていた人が

 

山小屋を見たとたんに
脳が勝手に
目標を達成したと判断した為

 

脳が活動を停止し
体が動かなくなり遭難…
というわけです。

 

 

到達ではなく
突き抜ける!←ここ重要

 

 

その人達が
山小屋を見たら

 

次は、
小屋の中で
火を起こして…などと

 

脳が活動を
停止する前に

 

目標再設定
していれば助かるわけです。

 

 

 

長距離ランナーが
ゴール寸前で力尽き
動けなくなってしまったり

 

海で遭難した人が
救命ボートに
たどり着いた途端に

 

力尽きて
海深く沈んでゆくのも
同じ理由です。

 

 

到達する
ことではなく

突き抜けること

 

9月のハーフも

「突き抜ける!」

この気持で
挑みたいと思います。

 

 

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今日の一枚

毎月の月詣に行っている神社です。


(札内神社)金メダリスト高木姉妹の地元の神社でもあります。

 

 

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