2021年11月21日
目標設定術
夢のマスターリストとはやらないと後悔するリスト。
Vol.1165
2021年11月21日(日)号
昨日は
行動計画セミナーに参加。
そのセミナーでは
夢のマスターリストを
書き込む作業があるのですが
書き込んでいくうちに
ちょっと
違ったネーミングが
思いつきました。
今日はそんなお話です。
突然ですが、
死ぬときの資産額
について
国ごとに考え方が
違うんですね。
たとえば、
イタリア人はゼロ(驚)
アメリカ人の場合
資産のピークが48歳で、
このあと徐々に
資産を減らしていく。
日本人が
死ぬまで資産を
増やしていくのとは
好対照で
これこそが
ライフタイムを見据えた
資産の効果的運用である。
と、
経営コンサルタントの
大前研一氏が語っています。
そう考えると
イタリア人の「ゼロ」は
すごいことですよね。
日本人の場合は
ほとんどが
「老後が心配」なので
貯蓄に回しているそうですが
「どうしてあなたは
老後の心配をするのですか?」
と聞くと
これまた
ほとんどの人が
「いざというときのためです」と
答えるのだそうです。
そこで今度は
「いざというときは
どういうときですか?」
と聞くと
それを答えることができない。
「いざ」というときが
どんな時なのか
定義できていない
というわけです。
日本では
資産運用に対して
教育がなされていないので
ほとんどの場合、
恐怖や心配という観点だけで
考えてしまっているからかもしれません。
このことは
目標設定と
モティベーションと
とても関係していると思います。
ゴールの見えない
マラソンほど
きついものはありません。
いつ寿命が尽きるか
それは誰にもわかりません。
ですが、
わからないこそ
自分の都合のいいように考えて
夢や目標設定することが
とても大切だと感じます。
アメリカで
90歳以上のご老人に
「90年の人生を振り返って
唯一後悔していることは何ですか?」
という
アンケートをとると
90%の人が
「もっと冒険しておけばよかった…」
と答えていたそうです。
資産のピークが48歳で
その後
やりたいことをやる
アメリカ人でも
この答えなんですね。
冒頭の
夢のマスターリストを
書いていて
私はちょっと
言い方を変えて
「やらないと後悔するリスト」と
呼ぶようにしました。
冒険して
失敗を恐れるよりも
何もしないことを恐れろ!
ですね。
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