2019年11月21日

繁盛のタネ

その人らしさが伝わるってモノです。

 

 

 

昨日は
釧路倫理法人会の
モーニングセミナーに参加。

 

講話者の
しくじり先生風に作った内容が

 

「その人らしい」

 

講話だったので
聞いていて
のめり込みました。

 

 

 

ついでに

しくじり風、
パクりたいと(笑)

 

 

 

講談師の
一龍斉貞水さんは

 

講談界初の人間国宝で
伝統和芸の達人です。

 

語りの
プロ中のプロである
貞水氏が

 

人が人に話をする中で
大切なことは何か?

 

 

著書の中で
教えてくれています。

 

 

 

とても参考になると
思いましたので、

ーーーーーーーーー

 

たとえば、
前座のくせに
名人のような話し方をする。

 

そういう講談師が
高座に出てくると

 

途端に
場が白けるのが
分かります。

 

だから我々は
まず
「らしく」しなさい。
「ぶる」んじゃないよ。
と必ず言うんです。

 

入門して
まだ3年も経たない
若い講談師が

 

ちょっと
天狗になった途端、
名人になったかのように
滔々とやり出す。

 

 

すると
昔からのお客様なんかは
良く分かってますからね。

 

「何をやってるんだ
 あの馬鹿やろうは」と、

 

席を立って
廊下に出てっちゃったりして。

 

 

 

だから
そういうのが
一番ダメなんだ

 

ということを
叩き込まれるところから
我々の修行は始まります。

 

 

まず
「【らしく】しなさい。
【ぶる】んじゃない」
と。

 

(心を揺さぶる語り方
―人間国宝に話術を学ぶより)

ーーーーーーーーー

 

 

 

『らしく』しなさい
『ぶる』んじゃない

 

やはり
「本質」というのは、
どの業界でも
どんな仕事でも

 

同じですね!

 

 

前座は
前座らしくが一番いい。

 

真打を真似して
真打ぶってしゃべっても
お客さんからそっぽを向かれる。

 

真打ちのような
しゃべり方や
名人のようなしゃべり方は

 

本当に真打ちや
名人になってから
すればいいという訳です。

 

 

 

 

 

 

営業でも
新人は新人らしく
セールスするのが
感じが良いですね!

 

ベテランのようなしゃべりは
お客さまに
不信を感じさせてしまいます。

 

 

また、

貞水さんは
「話をうまくする」
ということは

 

「人の心を動かせるように話す」
ようにがんばるのではなく

 

その話にふさわしい
人間であるようにがんばるべき。

言っています。

 

 

 

「道を伝えて、己を伝えず」

 

という感じですかね!

 

 

 

自分が提供している
商品やサービスが

 

お客様の
問題解決にどう役立つのか?

 

そのことを
新人は新人らしく伝える。

 

ベテランになれば
ベテランらしく伝える。

 

「その話に
 ふさわしい人間で
 あるようにがんばるべき。」

というのは

 

己や自分を
伝えるのではなく

 

役割にふさわしい
人間であるように頑張りなさい!と

 

言ってているのでは
ないかと思います。

 

 

『らしく』しなさい
『ぶる』んじゃない

 

成功者らしく
振舞ってもよいが
成功者ぶるのはダメ。

 

 

つまり

他の誰か
成功した人を真似して
ぶるのはダメ。

 

という事ですね!

 

「らしく」する。

ということは

 

「自分が何者であるか」
ということを

 

ちゃんと
わきまえたうえで
理想の自分らしく振舞う。

 

 

目指す自分らしく頑張る。

 

そういう
コトではないかと
感じました。

 

 

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