2020年1月5日

目標設定術

私は、○○を、切に、希望します。

 

 

昨日は
1年の目標を立てながら

 

ネットニュースを見ていました。

 

 

新年になって

天皇陛下最初の
一般参賀に向けたお言葉です。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

新しい年を迎え
”みなさん”と共に祝うことを
嬉しく思います。

 

その一方で、
昨年の台風や大雨などにより

 

いまだご苦労の多い
生活をされている
多くの方々の
身を案じております。

 

本年は、災害のない
安らかで良い年となるよう
願っております。

 

年の初めにあたり
我が国と
世界の人々の幸せを祈ります。

 

ーーーーーーーーーー

 

 

国民という言葉ではなく
みなさんという言葉に

 

とても
親しみを感じました。

 

 

 

 

 

 

昭和63年
昭和天皇最後の
新年一般参賀のお言葉は

 

 

ーーーーーーーーーー

新年、おめでとう。

 

皆の元気な姿に接し
悦ばしく思います。

 

私の健康について
心配してくれてありがとう。

 

どうか
今年もよい年であるように
”希望します”

ーーーーーーーーーー

でした。

 

昭和天皇も
「国民」ではなく
「皆」というお言葉でしたが

 

 

 

特に
印象的だったのが

 

希望します

という言葉で
締めくくられてたことです。

 

 

 

同じ
「望む」ということでも

希望と願望と欲望は
違います。

 

 

たとえば

のどが渇いて
水がほしいとき

 

普通は
「水が欲しい」と
言います。

 

水が飲みたいので

「水が欲しい」
「水を求める」
「水を願う」

という

欲求であり、欲望であり、願望です。

 

 

 

では

「水を希望します」と

 

言ったら
どうでしょう?

 

 

 

希望するということは

 

水を
用意してくれる相手が
いるということで

「誰かに」

水を希望する。

ということですね。

 

 

「水が欲しい」

ということで
満たされるのは

 

生理的な
のどの渇きや
生き物としての欲望です。

 

 

これに対して

「希望が叶えられる」場合は

 

生理的な
欲求というより

 

相手に
聞き入れてもらえた、

 

自分の願いが
理解され、尊重されて

 

しっかりと
応答してもらえた

 

ということになります。

 

 

 

 

なので

「水を希望します」
というのは

 

「水を、誰かに、希望する」

「水を、自分の手もとに
 もってきてくれることを
 お願いする」

 

 

つまり

「水」ではなくて

 

誰かが
「水をもって来てくれること」を

望んでいることになります。

 

 

 

 

 

 

今年は
オリンピックイヤーですが

 

「金メダルを希望します」
という場合

 

「何としても欲しい」

という
自分勝手な我欲ではなくて

 

私は
金メダルに
ふさわしい人間に
努力してなるので

 

金メダルを持つことを
許して欲しい。

許可してほしい。

という感じですね!

 

 

 

 

・希望の大学
・希望の仕事
・希望の会社
・希望の相手

などは

 

すべて自ら切り開いて
手に入れていくもので

 

希望は、
期待とは違います。

 

 

 

期待
他人任せで
受動的ですが

 

希望
主体的で
能動的なものです。

 

 

願望や欲望は
「何かを持つ」という
感じですが

 

希望は
世間から認められて

 

「ふさわしくなる」

 

という感じがします。

 

 

 

私は、
今年の年収○○○◯万円を
切に希望します。

 

私は、
家族の幸せを
切に希望します。

 

私は、
NO.1を
切に希望します。

 

私は、
○○を、切に、希望します。

 

切に、希望します。

 

とっても
いい言葉でしたので

 

今年の
目標達成に向けて

アファーメーション(言霊)に
書き込みました。

 

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