2020年3月10日
オススメ
問題が起きたときには体の上から順番に使え。
マスクや
トイレットペーパーの
品薄状態も
徐々に回復傾向に
あるとのこと。
マスクメーカーは
軒並み増産体制に
入っているようですし
トイレットペーパーも
買い溜めに走る人が
多かったものの
使い切るのに
時間もかかるので
(そりゃそうだ)
品薄状態の解消も
時間の問題。
でも、今度は
納豆やヨーグルト、
レトルトカレーや
焼きそばなどが
品切れ状態に
なっているようです。
レトルトカレーや焼きそばは
学校が休校の影響で
子供たちの
お昼ご飯として
手軽に作れるということなんでしょうね。
一方で、
納豆やヨーグルトに関しては
コロナ感染への不安から
免疫力を高める食品として
売れているようです。
そもそも「納豆」は
昔から健康に良いと
いわれている食べ物ですが
コロナウイルスに限らず
インフルエンザや風邪を防ぐ
という意味でも
バランスの良い食事や
質の良い睡眠、
うがい手洗いを徹底し
健康的な
生活を送るのが
大事なわけです。
でもまあ、
納豆は賞味期限があるし
さすがに
転売されにくいと思うので(笑)
焦らずに
消費できる分だけ
購入した方がよさそうですね。
問題が起きたときには
体の上から順番に使え
靴下の専門メーカーである
タビオ株式会社の創業者で
靴下の神様と
いわれている
越智直正という方が
いらっしゃいます。
17歳のときから
大阪に出て
丁稚奉公しながら
大変苦労され
「私たちは世界一の
靴下総合企業を実現します」
という
ビジョンを掲げ
一代にして
売上高140億円の
企業を育て上げられた方です。
その越智氏が
17歳の丁稚かけ出しの頃の
エピソードです。
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自分が扱った
商品の靴下に
トラブルが起きました。
仕舞い糸という
糸の一部が
はみ出していることが
分かったのです。
さあ、私は慌てます。
欠陥商品を
流通させたのでは
店の信用にかかわりますから
どれだけの量に
問題があるのか
全品やったらどうしよう
どれだけ
出荷してしまったのか、
回収は可能か、など
頭の中を
かけめぐって
パニック状態です。
台帳を繰って
倉庫に走るわ、
工場に問い合わせるわで
右往左往しました。
すると、大将が
「越智、落ち着かんかい!」
と、大声で
一喝したのです。
「ええか、越智
問題が起きたときは
体の上から順番に使え」
と、諭して
くれたのです。
「自分の体をよう見てみい」と
いうのです。
まず頭、次に
目、耳、鼻、口、手、足の順番に使え。
順序を間違えるな。
上から順番に使うようにと、
そういうふうに
お前をこしらえてくれたんや
なるほどと
思いました。
「まず、冷静になって
頭を使って考えろ」
という
教えでした。
人間は
思わぬ問題が起きると
バカみたいな話ですが、
まず何とかしようと
心身ともに焦るものです。
よく考えもしないで
走り回ります。
慌てて
足から使ったのでは、
いい答えは出ません。
混乱するばかりです。
大きな問題ほど
バタバタするな
大将は、
そういうことを
教えてくれたのです。
(中略)
「顔の中でもな」と、
大将は
さらに続けました。
何で目が高いところに
ついてるのか、わかるか。
できるだけ遠い所を見るためや
耳たびがついてるのは
人の話、世の中の動きに
耳を澄ますための聴音機やからや
下の方についてあるんや
こっちは
直立不動で
聞いていましたが
一々、
すとんと胸に落ちました。
冷静になって
確認してみると
糸のはみ出した商品は、
ほんの一部で
大した問題では
ありませんでした。
大将の言葉で
「まず、落ち着いて考えろ」
ということを学びました。
(著書「男一匹、負けたらあかん」より)
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大きな
問題や障害に
直面した時には
「体の上から順番に使え」
わかりやすい教えですね!
まず「頭」は心構え。
すべての物事は
まず
精神的に達成
されてからのちに
物質的に達成
されるものです。
ハッキリとした明確な
ビジュアリゼーションなしに
行動しても
良い結果を
手にすることは出来ません。
行動する前に
その結果を描くこと。
次に、目、耳、鼻を使って
達成計画をつくり
口に出して読む。
そして
手、足をフルに使って
行動ですね!
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