2020年6月26日
目標設定術
目標達成の一番の障がいは何か?
今日は
あまり知られていない
「ロッキー」の裏話を。
(トニー・ロビンスの話から)
ーーーーーーー
スタローンは
小さい頃から
映画俳優になりたい!
という
夢を持っていました。
しかし
医師のミスで
障がいを持って生まれてきて
顔には傷跡
そして、
言葉がはっきりと話せない
言語障害も持っていました。
彼が若い頃に出た
いくつかの映画は
端役ばかりで
20秒間、殴られる役とか
通行人とかでした。
仕事が全然なく
やがて
食べるのにも
困るようになります。
妻の宝石を
内緒で売って
お金にしたことで
ついに
愛想をつかされて
逃げられます。
食べるものも
なくなったある日
彼は、
唯一の友達ともいえる
愛犬を連れて酒場に行き
見知らぬ人に
犬を50ドルで売ろうとします。
結局、
25ドルにまけて
売ってしまうのですが
あとで
自分の一生の中で
1番の失敗だったと後悔します。
その2週間後、
彼は当時の
ボクシングのチャンピオン
モハメッド・アリと
白人のボクサー
チャック・ウェブナーの
試合を見ます。
ウェブナーは
アリに殴られても殴られても
倒されても倒されても
立ち上がり
アリに向かっていきます。
それを見ていたスタローンは
そこに
自分の姿を見ます。
そして家に帰り
20時間ぶっ続けで
そのボクシングの試合の
ストーリーを
映画の台本に仕立てて
出来上がった台本を持って
映画会社に
売り込みに行きますが
どこに行っても断られます。
でも
断られても、断られても
彼はあきらめません。
やがて
ひとつの映画会社が
彼の台本を
買ってくれることになりました。
台本の値段は
125,000ドル。
当時の日本円にして
3,500万円ぐらいでしょうか。
しかし、スタローンは
自分が映画に
主役で出ると言い張ります。
映画に出られないなら
台本は売らないと言うのです。
食べるのにも
困っていたのに
スタローンは
125,000ドルの話を
けります。
そこで映画会社は
250,000ドルに
値段を上げますが
彼は首を縦に振りません。
325,000ドルの提示も
彼はけります。
最後には
たったの
35,000ドルという
映画俳優の最低のギャラで
ロッキーの役を
もらうことになります。
映画会社は
「ロッキー」が
それほどヒットするとは
思っていませんでした。
しかし何と!
2億5000万ドルも売り上げ、
アカデミー賞最優秀作品賞を
取るほどになったのです。
愛犬を売ったことを
後悔していたスタローンは
1か月半後、
犬を売った人に会おうと
酒場に通い
その人を見つけて
一緒にいた愛犬と再会します。
そして
その犬を買い戻そうとして
100ドル支払うと
言いますが
断られます。
500ドルにしても
1000ドルにしても
断られました。
そこでスタローンは
15,000ドルを
支払って
犬とその犬を買った人も一緒に
「ロッキー」の映画に
登場させると約束します。
(実際に、犬もその人も
映画の中にほんの少し登場してます)
ーーーーーーー
スタローンはその後
30年以上にわたって
ハリウッド映画を牽引し
現在もご活躍!
原点は
断られても、断られても、
決してあきらめない!
だったんですね。
目標達成の
一番の障がいは何か?
それは
自分自身です。
どんなことでも
自分の頭の中で
「無理だ」と思ったら
その瞬間に
それは不可能になりますよ!
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