2021年6月22日
日々の気付き
移動によって体験できる「いつもと違う環境」
Vol.1013
昨日は
札幌から北見へ移動し
講習会を開催し
帯広へ帰宅。
ぐるっと
450キロの移動でした。
「アイデアは移動距離に比例する」
ハイパーメディアクリエイターと呼ばれる
高城剛氏の言葉ですが
私はこの言葉が大好きです。
いろいろなことを考えて
行き詰まったとき
ちょっと遠くに
ドライブに行ったり
旅行すると
新しい発想が出てくる。
古来、
考え事をするには
「枕上、厠上、馬上」が
良いと言われますが
今の言葉に
置き換えるなら
「寝る時、トイレのとき、移動のとき」
という
ところでしょうか。
わたしの場合、
これに
温泉に入っているときを
付け加えたいです(笑)
移動したときに
良い発想が
得られるというのは
昔の人も
わかっていたこと
なんですね。
きっと
移動によって体験できる
いつもと違う環境が
知らず知らずのうちに
凝り固まった頭を
ほぐしてくれるのだと思います。
人は、環境から常に
音や光で
刺激を受けています。
見ているようで見ていない風景も
可視光線として
周囲の環境に反射して
目に飛び込んできていたり
耳も、
車のタイヤの音や
ファンの回る音
遠くの誰かの話し声など
いろいろなものを
無意識のうちに聞いています。
無意識のうちに
飛び込んでいる刺激が変われば
神経回路がびっくりして
いつもと違う
電気信号を走らせてくれる。
そう考えると
いつもと違う発想が
自分の脳髄から
出てきても
そんなにおかしくないですよね。
同じ場所に
とどまっていては
同じ発想しかできません。
発想が変わらなければ
行動も変わることもないし
人生も変わることがないでしょう。
逆に言えば、
意識的に移動して発想を広げる。
発想が変われば
行動が自然に変わってくる。
行動が変われば
出会いが変わって
人生も変わるかも知れませんね。
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