2021年7月14日

日々の気付き

「健全な危機感」をモチベーションにする。

Vol.1035

 

一昨日と昨日と

きのこ王国のM社長には

大変お世話になり
ありがとうございました。

 

 

きのこ王国といえば

 

北海道の商品が
勢ぞろいする

「おみやげ館」が

魅力の一つです。

 

しかし
コロナ禍の
外出自粛によって

 

来客数が
激減したそうですが

 

 

昨日伺った時には

まん防が
解除になったこともあり

平日にも関わらず

大勢のお客様がいました。

 

 

 

 

ビジネスの
状況を考えるとき

自社と外部環境を
考える必要があると思います。

 

 

マトリクス的に考えると

 

(1)外部環境(市場)が良く、
自社も伸びている

(2)外部環境(市場)は悪いが、
自社には余裕がある

(3)外部環境(市場)は良いが、
自社には余裕がない

(4)外部環境(市場)が悪く、
自社の余裕もない

 

ということになります。

 

 

 

もちろんのこと

最高なのは

(1)ですし

 

ここを
目指しているはずです。

 

 

 

最悪なのは

(4)のパターン。

 

 

この状況に
なっているときに

「10年後の未来」なんて

とても
考えていられませんよね。

 

 

なんせ、
明日のごはんを
心配する状況だからです。

 

 

 

考えることは、

(2)外部環境(市場)は
悪くなっているが

自社には
(まだ)余裕がある

という状態です。

 

 

ある事業があたって
事業が伸びたものの
競合が増える。

 

そうなると
単価競争に陥り需要が薄まり

 

やがて
マーケットが
縮小し始めてくる。

 

 

 

個人的な感覚ですが

このような
状況の中にいる企業は
多いのではないでしょうか。

 

 

 

これは
個人も同じです。

 

ビジネスの環境も良く

自分の強みを
発揮できている人は

 

それほど
多くはないのでは
ないでしょうか。

 

 

たいていの人は

「今は持ちこたえているけれど
 なんとなく状況が悪くなってるかも…」

ということに
気づいています。

 

 

 

ここで大事なことは

 

無理やりでも良いので

「なぜ、このままではヤバイのか?」

ということを
考えておかないと
ならないですね。

 

 

ここで
醸成される感情が

「健全な危機感」

と言われるものです。

 

 

(2)から(4)への移行は

ちょっとした
きっかけで起こります。

 

 

・あるきっかけがあり
 それまでの自社の強みが
 通用しなくなる。

・複数の選択肢から
 選んでいたことが
 消去法しか無くなる。

・思わぬコストが発生してくる。

 

 

これは、

最近のわたしが
実際に直面している問題です。

 

 

 

こうなると
なんとか(4)の状態を

 

抜け出そうと
することを考えます。

 

 

でも、それには、

とても思いきった
行動が求められます。

 

 

 

今までの
延長線上にはない
決断が必要なんですね。

 

 

環境の変化は

これからもっと
速いスピードで
進んでいくと言われています。

 

 

だからこそ
(2)の状態のとき、

「まだ自分に多少の余裕がある状態」

のときに

 

未来のシナリオを考えて
少しずつでも
行動にうつしていく。

 

 

このとき

「健全な危機感」を持って

その危機感を行動する
モチベーションにすることが
大切だと考えています。

 

 

 

何かが起きてから、、、

それはたいてい

「できれば起きて欲しくなかったこと」

ではありますが

 

 

「あのとき、
もっと考えておけばよかった…」

と言わなくてすむように

 

コツコツと
準備しておきたいものですね。

 

 

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