Vol.1043

 

目標設定というと、

「売上を１億円にする」

とか

「営業トップになる」

という目標を
立てることが多いですよね。

 

 

ここまでは
ビジネス書にも
よく書かれていますが

 

ジョージア大学の
トーマス・レイ教授によると

 

目標は４つたてるべき

だそうです。

 

 

 

 

 

教授の調べによると

 

成功している
セールスマンは

 

第１目標だけではなく

第２、第３、第４目標まで
持っていた、

ということです。

 

 

普通のセールスマンは

ひたすら
売上目標の達成を
目標にします。

 

これが、第１目標。

 

 

でも、
この発想自体が
既成概念に
縛られすぎています。

 

当然、それで

達成できる人たちも
たくさんいるとは思いますが

成功するセールスマンは

目標を
柔軟に変更する
能力も持っています。

 

 

 

 

どういうことかと言うと

 

目標を細かく分けて
４段階の目標を持っていた、

ということです。

 

 

 

たとえば、

・第１目標は
本日中に契約成立させよう。

 

・第２目標は
それが難しければ
来週中の契約成立を目指そう。

 

・第３目標は
それでも無理なら
とにかく面識を
得られれば良しとしよう。

 

・第４目標は
それさえもできなければ
元気に挨拶をして
自分を記憶してもらおう。

 

という感じで

設定していたのです。

 

 

こうしておくと

どれかのゴールは達成できる。

 

 

行動も促されるし

行動すれば
結果的にうまくいくケースが
多いものです。

 

 

第１目標がダメでも
第２目標が達成できれば

「やったぞ！」となります。

 

たとえ
第４目標であっても

目標達成したことには
変わらないので

 

達成感を得られるのです。

 

 

 

私が3年前に

はじめて
ハーフマラソンに
出場したときの目標は、

 

第１目標：３時間以内にゴール！

第２目標：それが難しければ、制限時間内に完走！

第３目標：それでも無理なら、
　　　　　ケガをすることだけは避ける！

第４目標：それさえもできなければ
　　　　　出場したことだけでも自分を褒める！

くらいに
考えていました。

 

 

「出場すれば良い」

そんなふうに
考えられれば

OKにしていたので

気負いがありませんでした。

 

 

今、考えると

第１目標でさえ
かなりハードルが
低い目標ですね（笑）

 

 

 

一方で

たった１つしか
目標を持っていなければ

 

それが
達成できなかったときに
ダメージをうけます。

 

「ゼロか100か」の

思考に陥り
自己評価を落とします。

 

 

そうならないために

４つの目標を設定しておくと

 

行動すれば

何かしらの
フィードバックが必ずある。

 

 

そんなわけで

１つのゴールに対して

複数の目標を
設定することをオススメします。