2021年8月12日
コーチング
1人で行き詰まったら対話しよう。
Vol.1064
コンサルティングの
クライアントSさんから
残暑見舞いが届きました。
Sさんは、
はがきを書くことに
興味を持たれているのですが
はがき1枚の中に
気配りや配色の気づかいがあり
はがきという
ツールの
奥深さを感じました。
さて、
そのはがきの中に
私の潜在的な部分を
引き出してくれて
ありがとうございます
と
書かれていました。
この文章に
グッときました。
潜在的な部分を
引き出すことこそ
コーチをやとう
意味があるからです。
表面的な部分を
さらっとなでるだけなら
自分ひとりで
セルフコーチングを
やれば良いのですが
1人でセルフコーチングする場合と
コーチと
クライアントが
2人でコーチングセッションを
やる場合では
やはり
気づきの深さや
角度が変わります。
なぜなら
そこには
「対話」が
あるからなんですね。
私自身、
ひとり会議の時間は
大事にしていますが
一方で、
ひとりで思索を深める行為に
行きづまりを
感じることもあります。
このギャップを
埋めるために有効なのが
「対話」だと
考えています。
人は、対話によって
自分の思考を
アウトプットしています。
それによって
自分でも
自分の考えを
認識して整理できるからです。
アイデアやひらめきは
1人のときに
思い浮かぶものがあります。
それと同時に
1人で考える限界
というのが
あることも事実。
アイデア発想法の
本を読むと
「2人以上で対話する」
という
アプローチが
紹介されているぐらい
1人でじっくり
施策を深めることも
大切なのですが
コミュニケーションによって
生まれるアイデアも
同時に大事なんですね。
人は、
自分の内側の情報を
外に出さないことには
気づくことさえ
できないものです。
あなたも、
アイデアに詰まったり
壁を乗りこえるために
視点を広げたい
という状況にあれば
ぜひ
対話することを
おすすめします。
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