2021年8月18日

しつもん力

「忙しい」ことは美徳ではなかった。

Vol.1070

 

 

 

昨日、
クライアントとの
ミーティングで

 

「忙しいので
 なかなか手につけられません。」

という
相談を受けました。

 

 

私自身も

普段は注意して

「忙しい」という言葉は

禁句にしているものの

 

 

油断していると
思わず使ってしまいそうに
なります。

 

 

ただ、

「忙しい」

という言葉は
本当に要注意です。

 

 

 

 

今日、あなたが
「忙しい」と言えば

 

きっと明日も
「忙しい」と
言ってしまうでしょうし

 

そうなれば

明後日も

「忙しい」と

言っている
可能性が高いです。

 

 

もし、そんな風に
「忙しい、忙しい」と

言い続けていたら

 

3年後も10年後も
「忙しい」と
言っているかもしれません。

 

そう考えると

ちょっと怖いですよね。

 

 

 

 

以前の私は

「忙しい」ということは

美徳だと
思っていました。

 

 

「忙しい」を

連発していると

「仕事ができる人」のように

考えていたからです。

 

「暇そうにしている人はだめだ」

みたいな(笑)

 

 

 

でも、

大きな勘違いで
大いなる偏見でした。

 

 

「忙しい」という言葉は

おそらく

仕事が
手一杯のときに
使ってしまう人が多いと思います。

 

 

でも、
私たちは仕事のために
生きているわけでは

ないはずですが

 

仕事がなければ
生活にハリが出ないし

 

お金がなければ
生きていけないので

 

仕事は人生で
重要な活動のひとつです。

 

 

 

仕事をすることで

自己実現や
目標達成を目指す人もいれば

 

家族とおいしい食事を
食べに行くことや

 

趣味を楽しむことを
目指している人もいるでしょう。

 

 

そういった
目標のために
仕事をしていれば

 

やることが
増えるわけなので

 

「忙しい」と

言いたくなるのも
当然のことなのかもしれませんが

 

 

 

そのような状況で

「忙しい」と
言いたくなったときに

 

私のおすすめは、

この仕事で成果が出たら
どんなことに
感謝できるだろうか?

 

ということを
考えてみることです。

 

 

 

 

たとえば

 

この仕事が
ひと区切りついたら
自分にご褒美をあげよう。

自分が関わっている仕事で
何人の人を
笑顔にできるだろうか。

仕事でさらに
成長できるとしたら
どんなことだろう。

 

といったテーマで

 

感謝できることを

紙に書き出してみましょう。

 

 

 

5分も取り組めば

きっと
「忙しい」と
言っていた自分が

 

仕事の目的を

見失っていたことに
気づくと思います。

 

 

 

実は、私もとり組みました。

 

すると

「忙しい」と
思っている自分の状況を

客観視することが
できたんですね。

 

 

こうして
仕事本来の目的を
書き出してみたり

 

自分の状況を
客観視することで

 

「忙しい」と言っていた

自分の
意識レベルが
低下していたことが
わかります。

 

 

 

それよりも

いま
「忙しい」という
状況なら

 

「もっと効率をあげるためには
 どうすればいいんだろうか?」

「どんな時間を減らしたり
 どんな時間をなくしていこうか?」

「残業を減らすためには
 何があればいいのか?」

 

という思考で

 

次の一歩を
踏み出すほうが

プラスの効果を生むので

 

 

忙しい!という

口癖があると思う方は

ぜひ、お試しあれ。

 

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