2018年10月13日
繁盛のタネ
信頼が第一ではない。
しつもんを使った
社員研修を行っています。
今回で5回開催の最終日。
わたしは
講師という立場から
準備や段取りがあるので
いつも
30分前には現地に
行くようにしています。
開始2分前に
見たこともない番号から
携帯に掛かって出てみると
受講生からでした。
内容はこう
すいません、
ちょっとトラブルがあって
10分遅れます。
ちょっとトラブルがあって
10分遅れます。
とのこと。
実はこの受講生、
5回の研修のうち
今回で3回目の
遅刻常習犯です。
またか。。。
私の中では
彼に対する信用はまったく
なくなっていました。
彼を見て思うのですが
時間を守らない人は
まず信用なんて
得られるはずはありません。
「信用」がない人は
付き合ってくれる人も
いなくなるし
「信頼」出来ない人とは
付き合いも続きません。
彼は研修時に
なかなか
人付き合いが
うまくいかないんです。
人付き合いが
うまくいかないんです。
と言っていたことを
思い出しました。
気づいて
いないかもしれないが
そういうことなんです。
たとえば
「○○信用金庫」とか
「○○信用組合」は
よく目にするけど
「○○信頼金庫」とか
「○○信頼組合」は、
見たことがありません。
「信用第一」とは言うが
「信頼第一」とは言わない。
逆に
「信頼関係」とは言うが
「信用関係」とは言わない。
「信頼を裏切った」とは言うが
「信用を裏切った」とは言わず
「信用をなくした」と言う。
信用と信頼の違いは
「信用」は過去「信頼」は未来
「信用」は物理的「信頼」は精神的
「信用」は有形「信頼」は無形
「信用」は確信「信頼」は期待
「信用」は一方的「信頼」は双方向
人間関係は
「信用」→「信頼」→「尊敬」
という感じになるので
信用を
積み上げていかないと
信頼にはならないんですね。
ビジネスにおいても
信用なくして信頼もないのです。
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