2021年12月11日

習慣化のコツ

先延ばしを改善する二つの見方。

Vol.1185

2021年12月11日(土)号

 

 

 

行動を先延ばししてしまう悩み。

もしかしたら
あなたも
あるかもしれませんし

私もしょっちゅうありました。

 

 

たとえば

「手順がよくわからなくて
 時間が読めない」

 

といった状態や

「自分には難しそうだな」

というときに

 

先延ばしになることがありました。

 

なので

初めての仕事や
工数が多くて
手間のかかる仕事は

先延ばししやすいわけです。

 


 

それを
シンプルに
改善する方法があります。

 

それは、

その行動に対する

・所要時間

・難易度

を明確にすることです。

 

 

たいていの場合

この2つが
あいまいになっているので
先延ばしが生じます。

 

 

たとえば、あなたが

「東大の数学の問題を
 問いてもらえますか?」と

言われたとします。

 

どれくらいの
難易度なのか。

 

どれくらいの
時間がかかるのか。

 

ほとんどの人は
わかりませんよね(おそらく)

 

 

 

そうなると
頭の中にめぐるのは

「面倒だな」
「時間がかかりそうだな」

という
言葉では
ないでしょうか。

 

 

 

この状態になると

「今すぐやります!」と

言いづらくなりますよね。

 

 

 

「所要時間」と「難易度」が

わからないからです。

 

 

 

一方で、あなたが

「かけ算の3の段を言ってもらえますか?」と

言われたらどうでしょうか。

 

 

難易度はわかります。

 

これなら
「いいですよ。今すぐ言います」と

答えられるでしょう。

 

 

 

「所要時間」と「難易度」の

イメージがつくので

「すぐに終わる」

ということが
わかるからです。

 

 

 

具体的になっていれば

 

私たちは
行動しやすくなります。

 

 

実際のところ、
脳はあいまいを好みます。

 

同時に

具体的にならないと行動しづらい。

 

この矛盾を
解消する必要があるわけです。

 

 

 

その方法が

「所要時間」と「難易度」の

具体化なんですね。

 

 

 

もし、あなたが
先延ばししたくなる時は

・所要時間

と、

・難易度

が明確になっているか

チェックしてみましょう。

 

 

具体的にならない場合は

 

手順をひとまず
紙に書き出してみること。

 

それが、

あなたの
先延ばし改善の
突破口になるはずです。

 

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