マスク不足の中で
転売ヤーによる高値取引が

 

ニュースに
取り上げられてました。

 

 

20代の会社員の
転売ヤーによると

 

新型コロナウイルスの
ニュースを見て
売れると思って始めたという。

 

 

売り上げは
100万円くらいで

 

中国人が主で
日本人も買っているとのこと。

 

 

 

 

20代の日本人学生の
転売ヤーも

 

売り上げは約30万円。

 

 

 

お互いに

50枚入りの
マスクを3箱（7500円相当）
を3万3000円〜3万4000円で
転売していました。

 

 

 

取材した人が

転売目的の買い占めで

必要な人の元に
マスクが行き渡らなく
なっているのでは？

 

と聞いたところ

 

 

・・・

申し訳ない
という
思いは特にない。

買えない人は
店にあるときに
買えば良かった。

情報をキャッチ
できないのも悪い。

・・・

と、答えたそうです。

 

 

 

方や

20代の日本人学生の
転売ヤーにも
取材したところ

 

・・・

値段については
他のサイトなどで
相場を決めているので
妥当だと思う。

申し訳ない気持ちは
ゼロではないが

自分もマスクを
買うために
動き回ったり努力している

・・・

と答えました。

 

 

 

 

 

同じような価格帯なのに

 

売り上げが
30万円と100万円の違いって

 

なんだろうと
思ったんですね。

 

 

 

で、

思ったことが
ありまして

 

あまり例えは
良くありませんが、

 

 

申し訳ないと
思っているか

 

申し訳ないと
思っていないか

 

の、違いかなと。

 

 

 

 

つまり

罪悪感が
あるのかないかの違いが

 

売り上げの差に
なっているんじゃないかと
思うんですね。

 

 

 

 

今回の転売を
擁護するモノでは
ないですが

 

 

あらゆる
ビジネスの基本は
利益を出すことです。

 

 

しかし
「お金を儲ける」
という行為に

 

抵抗を感じている
人がいます。

 

 

 

たとえば
原価10円のネジを

 

 

あなたは

100円の
値付けをしますか？

 

 

 

 

それとも

1,000円の
値付けをしますか？

 

 

原価10円のものに
1,000円の値付けは
ちょっと
やりすぎじゃないか？

 

と
思ってしまう場合

 

あなたは経営に
向いていないと思います。

 

 

 

 

あなたが

1万円でも
10万円でも

 

どこまで高い価格で
売れるか考えて

一番高い値段で売ります。

 

という場合は
経営に向いています。

 

 

 

 

その
付加価値をどう考えるか？

類似の商品はあるのか？

どのように
ブランディングをすれば
高くても売れるか？

 

それを
考えるのが
ビジネスの本質です。

 

 

 

原価10円だから
100円くらいで売ろう、

 

と思った時点で
失敗します。

 

 

 

ビジネスにおいて
儲けすぎて
良くないことは
ほとんどありません。

 

 

利益を出せる時に
ビビらず罪悪感を持たず

 

きちんと
最大の利益を出すこと。

 

 

そして
その利益を
次に生かす
一手を考えること。

 

それが
経営に求められる
商売勘だと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに

今回の
マスクに関する
転売ヤーの一連は

 

既に
メルカリや
ヤフオクなどでも

 

あまりに
市場価格に
相応しない場合は

 

掲載を削除する
などの対策を
し始めているようです。

 

 

儲かるビジネスでも

 

道徳なきビジネスは
長続きしませんね。