2021年2月24日
コーチング
野球のランナーとベースコーチの関係。
昨日の朝、
TBSのニュースを
見ていたら
ファイターズの
練習試合の模様が
映し出されていて
3塁ベースの横に立っていた
ベースコーチの存在が
気になりました。
ベースコーチを
ご存じでしょうか?
1塁ベースや3塁ベースの横で
選手に
「まわれ!まわれ!」と
手を回しているあの人です。
得点圏でヒットが出て
2塁ランナーが
本塁に向かって
懸命に走ろうとするときに
ランナーは
・このまま3塁をけって
本塁までノンストップで
走って良いのか?
それとも
・3塁でストップして
おくべきなのか?
という判断に迷います。
ランナーは
一生懸命走っているので
前しか見えません。
そこで、
ベースコーチの出番です。
ランナーより
フィールドを広く見渡せる
ベースコーチのほうが
状況を的確に判断できるんですね。
ランナーは
走ることに徹し
コーチはランナーへ
的確な指示を送ることに
徹するので
結果として
試合にとって
大事な得点を得る
本塁へ帰還する確率が
高まるわけです。
野球のランナーと
ベースコーチの関係。
まさに
コーチングのコーチと
クライアントの関係じゃないかと
思ったんですね。
コーチは
クライアントに対して
「フィードバッカー」の
役目も果たします。
フィードバッカーとは
フィードバックをする人のことで
軍事用語でもあります。
「砲弾の着弾点が
目標からどのくらいずれているかを
射手に伝える」
という
意味でも
使われているそうです。
海に浮かんでいる
敵の船を狙い撃つときに
射撃する人の
命中率が上がるように
そばで
サポートしている人の
イメージですね。
これは、
コーチも同じ
役割を担っていて
クライアントさんが
最終的に
ゴールに到達するために
フィードバッカーになるのです。
もし、あなたが
何かのゴールを目指すとき
・フィードバッカーに
サポートをお願いできる場合
と、
・自分だけで
やみくもに走り続ける場合
と、
どちらが早く
的確にゴールに
到達できると思いますか?
クライアントさんが
悩み迷走している状態は
野球でいえば
ランナーがあせって
本塁だけしか見えていない状態。
そのようなとき
ランナーより
広い視野で状況をみている人が
いたほうが良いですよね。
コーチとして
ランナーのように
なりがちな
クライアントさんに対して
良いフィードバッカーになりたい。
そんなことを考えてました。
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