2018年12月18日

繁盛のタネ

与えれば与えるほど豊かになっていく。

 

デューク大学ラリン・アンク博士が
次のような実験をした。

 

薬品メーカーの
営業の人を2つのグループに分け

 

成績を比べた。

 

1つ目のグループは、
良い仕事をしたら
賞金を貰えプレゼントが貰える。

 

2つ目のグループは、
良い仕事をしたら賞金を与えるが
それは仲間のために
「与えること」に使う。

 

結果どうなったか?

 

2つ目の
「与える」
グループの方が
圧倒的に良い成績が出た。

 

また、同じ内容で
スポーツチームの成績も比べた。

 

すると、やはり
「与えること」
に使う方が勝率が高くなった。

 

人間の脳は
「受け取る」ことよりも
「与えること」を考えた方が
活性化されるようです。

 

与えることで
お金は減るが
充足感や満足度が高まり
心が豊かになる。

 

事実、
あるアメリカの調査で
年収300万円の人たちが
年収660万円になっても

 

生活満足度は
2倍にはならず
僅かに9%しかアップしなかった。

 

受け取る量に比例して
豊かさや幸せを感じる訳ではない。

 

むしろ、
与えることの方が
精神的にも物質的にも
豊かになっていく。

 

与える心には
対立を融和に不信を信頼に
恐怖を安心や愛に
変える力があると思います。

 

与える心を表す言葉に
「恩送り」
というのがあります。

 

「恩返し」は
してもらった人に
直接「恩」を返するもの。

 

それに対して
「恩送り」は
誰かにしてもらった恩を

 

今度は自分が
別の人にしてあげること。

 

恩返しは
2人の間で完結してしまうが

 

恩送りは
人から人へと繋がっていく。

 

人生成功は
この「恩送り」

 

つまり、
与える行為が根底にあり

 

与える行為は
心の奥にある何かを目覚めさせ

 

与えた人を
物質的にも精神的にも
豊かにしているようですね。

 

 

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